モデルコース紹介
Model Courseお茶の京都とんちロードウォーキング
- エリア名【★は開催地】
- ★京田辺市 精華町
- 近隣で開催する競技名
- ハンドボール
京田辺市には、一休さんで知られる一休禅師が晩年を過ごした酬恩庵一休寺や、天平時代の作と言われる、国宝の十一面観音立像が残る大御堂観音寺など見どころが点在しています。
また温暖な気温に恵まれた精華町は、近年、関西文化学術研究都市の中心地として知られ、最先端の研究施設が立ち並びます。こうした景色もまた、南山城地域の多彩な表情の一端です。大阪や奈良に隣接するこのエリアは、平城京や平安京などの影響で古くから育んできた高度で文化的な雰囲気が、現在にまで息づいているのです。
COURSE
コース紹介START
# 観光ボランティアガイドさんと一緒に 一休さんぽ
一休とんちロード
2012年に整備された一休とんちロードは、京田辺市民から愛される一休さんのことを、京田辺市を訪れる方や地元の方たちにもっと知ってもらうために整備されました。一休とんちロードはぜひ京田辺市観光ボランティアガイドと一緒に歩いてみて下さい。地元の方々が誇る、一休さんの伝承をはじめとした、京田辺市の魅力ある歴史・文化をより楽しく、より深く理解することができます。
一休とんちロードは、一休寺までの約600メートルの道路に付けられた名称です。通りの15か所の電柱に、一休さんにまつわるエピソードやとんち話をもとにした「一休かるた」全48枚から選ばれた22枚が案内として設置されています。「一休かるた」は一休さんの生誕600年を記念して、平成3年に作られました。とんち話など一休さんにまつわる伝承はたくさんありますが、誰もが一つは知っているようなものばかりです。「庶民的だった一休さんならではのエピソードの多さですね」と語るのは京田辺市観光ボランティアガイド協会の三枝さん。これらを見ながら歩いていると、一休さんはずっと多くの人に親しまれていたことがよくわかります。三枝さんによると、通りの電柱に掲げられたかるた22枚すべてを見つけるのもなかなか難しいのだとか。ぜひ数を数えながら、22枚の案内を確認してみてくださいね。
スポット名 | 一休とんちロード |
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お問い合わせ | 京田辺市駅ナカ案内所 0774-68-2810 |
アクセス | JR京田辺駅下車 |
住所 | マップをご参照ください MAP |
URL | 京田辺市観光協会 公式ホームページ「京田辺道中記」http://kyotana.be/ |
酬恩庵一休寺
もともとの名前は妙勝寺であったものを、一休さんが再興した折、“師に報いる”という意味を込めて「酬恩庵」と命名しました。一休さんはこのお寺で後半生を過ごしました。81歳で京都の大徳寺の住職となった時も、このお寺から通われたそうです。総門をくぐると、初夏は爽やかな青もみじの参道が続きます。ゆったりした境内は、どこからともなく一休さんがひょっこり顔を出しそうな雰囲気。見どころの方丈庭園 南庭の佇まいも、山城の地らしくおだやかな静かさで、心静かなひとときが過ごせそうです。
一休さんは88歳でここ一休寺で亡くなり、お墓も一休寺の中にあります。大徳寺の住職になってからも一休寺から通勤(!)された一休さん。このお寺でいまも眠ることができて幸せなのかもしれません。
スポット名 | 酬恩庵一休寺 |
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お問い合わせ | 0774-62-0193 |
アクセス | 近鉄新田辺駅から徒歩25分、バスで10分、タクシーで約5分 近鉄「新田辺」駅からバスの利用 新田辺駅西口バスロータリー4番乗り場から京阪バス66系統 JR京田辺駅から徒歩20分、タクシーで約5分 |
住所 | 京都府京田辺市薪里ノ内102 MAP |
URL | http://www.ikkyuji.org/ |
JRまたは近鉄三山木駅下車 徒歩25分
# 静かな古刹で国宝の観音さまに出会う
大御堂観音寺
京田辺市の観光ボランティアガイド、三枝さんに教えていただいたとっておきのスポットが大御堂観音寺です。京都と奈良の文化が交差する南山城地域には、里山の雰囲気の中に歴史を感じさせる場所が多数点在していますが、大御堂観音寺もその一つ。JR京田辺駅からわずか2駅ですが、ハイキングがてら一休寺から歩いて来る方も多いそうです。素朴で美しい御堂には、天平時代に作られた国宝の十一面観音立像が。拝観をご希望の場合はひと声、お声かけを。ご住職の三神さんが、丁寧にこの観音様やお寺の由来についてお話ししてくださいます。凛としたお顔の観音様を間近にすると、自然に穏やかな気持ちになれそうです。
スポット名 | 大御堂観音寺 |
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お問い合わせ | 0774-62-0668 |
アクセス | JRまたは近鉄三山木駅から徒歩25分 |
住所 | 京都府京田辺市普賢寺下大門13 MAP |
URL | http://kyotana.be/object/detail/3/ |
JR祝園駅または近鉄新祝園駅よりバスで約10分
# 回遊式日本庭園の美しさを堪能
水景園(けいはんな記念公園)
けいはんな記念公園は、けいはんな学研都市の建設を記念し、「自然との共生」をテーマとして、1995年に開園されました。現代の回遊式日本庭園 水景園は、このけいはんな記念公園の中にあります。庭園に入るとまず圧巻なのが、高さ10メートル長さ123メートルの観月橋。ダイナミックなこの橋は眺めるのも楽しいのですが、橋上からは水景棚や巨石群、紅葉谷などを俯瞰でき、興味深い風景が広がります。趣向を凝らした多彩な空間は四季折々の表情が楽しめ、何度でも訪れたくなります。そんな園内では、家族連れなどのグループがのんびりと鯉にエサをやったり、お弁当をひろげたりと、思い思いに過ごしています。水景園の奥には、南山城地域の里山を残した芽ぶきの森が広がっています。思わず深呼吸したくなる豊かな森を散策すると、野鳥をはじめ、さまざまな動植物に出会えます。また、新緑の季節には、野生のツツジが群生し、ピンク色に染まった小道が楽しめ、自然の中で一日、リラックスした時間を過ごせます。
スポット名 | 水景園(けいはんな記念公園) |
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定休日 | 年末年始(12月28日~1月4日)※臨時休園あり |
お問い合わせ | 公園管理事務所 0774-93-1200 |
アクセス | JR祝園駅または近鉄新祝園駅より 奈良交通バス:56系統「学研奈良登美ヶ丘駅行き」など(約9分) 近鉄学研奈良登美ヶ丘駅より 奈良交通バス:56系統「祝園駅行き」など(約14分) ※水景園へお越しの方…「公園東通り」下車 |
住所 | 京都府相楽郡精華町精華台6-1 MAP |
URL | https://keihanna-park.net/guide/suikeien-kangetsuro/ |