ビーチスポーツの聖地　京丹後市

京丹後市でビーチスポーツを楽しもう

日本海に面する京丹後市には、関西屈指の総延長８kmに及ぶ砂浜があり、きめ細かく質のよい白砂と青い空・海とのコントラストが美しいビーチは全国的にも有名。海岸線には15の海水浴場が点在し、夏の海水浴はもちろん、ビーチスポーツにも最適なエリアとして注目されています。

　

ビーチスポーツとは、砂浜や沿岸で行うスポーツやゲーム、遊びのこと。オリンピックの正式種目になっている「ビーチバレーボール」のほか、ライフセーバーのトレーニングから生まれた「ビーチフラッグス」、ビーチを拠点として楽しむ「サーフィン」など、多彩な分野があります。

　

京丹後市では、ビーチスポーツのイベントを通して新しいビーチの楽しみ方を紹介。雄大な海原をバックに、家族や友人と一緒に裸足で思いっきり跳んだりはねたり、ゴロゴロしたり。さまざまなビーチスポーツを観戦・体験することで、海辺の魅力を全身で体感できます。

また、日本ビーチバレーボール連盟（ＪＢＶ）が主催する公式大会の会場や、選手の合宿所としての活用などにも期待が集まっています。

ビーチスポーツを体験！

広々とした砂浜でビーチスポーツを体験！

京丹後市では、2014年よりビーチスポーツのイベントを開催。夕日の美しさで有名な夕日ヶ浦（浜詰海岸）を会場に、ビーチバレーボールのプロ選手によるスクールや大会をはじめ、「ビーチ相撲」や「ビーサン飛ばし」など、多彩なプログラムが行われています。

●「サンセットビーチフェス in Kyotango」（6月中旬）（2017年のプログラム）

• 第4回「サンセットビーチラン in 京丹後」
• サンセットビーチカップ（4人制のビーチバレーボール大会）
• ビーチバレーボールスクール
• スラックライン…専用のベルトを張り、その上でジャンプやポーズなどの技を競うスポーツ
• スタンドアップパドルボード…専用のボードに立ち、パドルを漕いで海上を進むスポーツ
• ビーチサッカー
• シーカヤック　など

広々とした砂浜でビーチスポーツを体験！

ユネスコ世界ジオパークに認定されている山陰海岸ジオパーク。この山陰海岸ジオパークの一部を構成する、丹後半島の海岸線には、「立岩（たていわ）」「屏風岩」などの個性的な景勝地をはじめ、花の名所も随所に。それぞれの持ち味を生かしたイベントで、丹後の魅力を再発見してみませんか。

●ビーチノルディック（春～秋）
心地よい潮風を感じながら、白砂のビーチや海浜植物が自生する遊歩道をノルディックウォーキングで満喫。

●京丹後市ドラゴンカヌー選手権大会（8月第1日曜日）
波穏やかな久美浜湾カヌー競技場で開催される夏の名物イベント。龍をかたどったカヌーが水しぶきをあげながらゴールを目指す様子は迫力満点。

●あみの八丁浜ロードレース（10月中旬）
白砂の八丁浜を望みながら、2.5km、5km、10 kmの３種のコースにチャレンジできます。

地域で守るビーチを、みんなで盛り上げる

毎年、海開きを控えた6月には「京丹後市ビーチ一斉クリーン作戦」が実施され、子どもからお年寄りまで約500人が参加。その日以外でも、各ビーチの近隣に住むみなさんが自主的に清掃を行っているそうです。
また、「サンセットビーチフェス　in　Kyotango」でのスタンドアップパドルボードやシーカヤックの体験は、地元のクラブがインストラクターや道具の提供にボランティアで協力。美しい砂浜やさまざまなイベントは、ふるさとを愛する地元のみなさんによって支えられています。

京丹後市を満喫しよう

時間ごと、季節ごとに移ろう絶景

ユネスコ世界ジオパークに認定されている、山陰海岸ジオパークを形成する京丹後市。沿岸部を中心に丹後天橋立大江山国定公園、山陰海岸国立公園に指定されています。夕日の美しさで名高い夕日ヶ浦（浜詰海岸）、国の天然記念物でもある“鳴砂（なきすな）”の琴引浜など、時間ごと、季節ごとに風情ある海の情景を楽しむことができます。

海・山・里のグルメも充実

豊かな自然に育まれた京丹後市は食の恵みも多彩。海産物では、冬の松葉ガニや久美浜かきをはじめ、夏はアワビや丹後とり貝、秋は底引網漁が解禁され旬の地魚が味わえます。また、京丹後市は府内屈指のフルーツの生産地。海岸沿いに広がる砂丘では、夏になるとブランドメロンやスイカが収穫シーズンに。秋には丘陵地で梨（京たんご梨）、ブドウがたわわに実り、フルーツ狩りも楽しめます。

多彩な温泉施設でリフレッシュ

京丹後市にある泉源数は約40と府内随一。市内には、立ち寄り湯や足湯、温泉を備えた宿泊施設も充実しており、さまざまな泉質の個性豊かな温泉が楽しめます。旅館や民宿では、心づくしの地元の料理を味わえるのも魅力です。