京都府内スポーツ観光の聖地
The Heartlands of KYOTO Sports Tourismフィールドホッケーの聖地 京丹波町
京丹波町でフィールドホッケーを楽しもう
丹波町、瑞穂町、和知町が合併して誕生した京丹波町。京都府の中央部、丹波高原に位置しています。1988年に京都府で開催された第43回国民体育大会では、フィールドホッケーの競技会場に。以降、フィールドホッケーは“まちのスポーツ”として親しまれてきました。
イギリス発祥のフィールドホッケーは、2つのチーム(1チーム11人)で点数を競うスポーツ。専用のスティックを使い、相手側のゴールにボールを入れると得点になります。ボールのスピードはプロ選手になると時速160km以上。スピーディーかつスリリングな試合展開が魅力です。
長年にわたりこのフィールドホッケーの普及や選手の育成を進めている京丹波町。より多くの人に楽しんでもらおうと、スイーツとコラボレーションしたイベントを開催。2019年3月には、道の駅にミニフィールドを設置しました。また、“ホッケー合宿の聖地”を目指し、国内外のホッケーチームの合宿誘致も行っています。
- 初心者も楽しめるイベントを毎年実施
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2018年から「スウィーツホッケーフェスティバル」と題したイベントを開催。メインプログラムは5人制で行うホッケー大会です。小学生以上なら、年齢、性別、経験の有無を問わずエントリーできます。参加特典は地元のスイーツの盛り合わせ。和やかな雰囲気の中、楽しめると好評です。
- いつでも気軽に体験できるミニフィールドも
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2019年3月には、道の駅「瑞穂の里・さらびき」の敷地内に約13分の1スケールのホッケーフィールドを設置。予約不要で誰でも気軽に体験できます。スティックとボールはその場でレンタル可能。レンタル料やフィールド使用料は不要です。
- 未来のホッケー選手を育てるために
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京都国体以降、ホッケー教室の実施や、スポーツ少年団、中学校・高校のクラブの創設などを行ってきた京丹波町。全国大会や西日本大会優勝などの実績を残し、全日本代表選手も輩出しています。過去には講師として元日本代表選手の渡邉宏樹さんを招いたことも。2018年には外国青年招致事業(JETプログラム)を利用し、スポーツ国際交流員を招致。ニュージーランド出身のブランドン・J・ハリソンさんが指導に参加しています。
- “ホッケー合宿の聖地”を目指して環境を整備
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京丹波町は“ホッケー合宿の聖地”を目指し、人工芝のホッケー場と「京都トレーニングセンター」を中心に、設備や機能の充実化を図っています。これまでに、高所から試合や練習を撮影できるビデオタワーの建設や、チームベンチの常設をしました。今後は備品用倉庫や観客席の屋根の設置を予定。東京オリンピックに出場する海外代表チームの合宿誘致にも取り組んでいます。
京丹波町を満喫しよう
- 食事とおみやげ探しは道の駅で
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京丹波町には4つの道の駅があり、いずれも食事と買い物を楽しめます。フィールドホッケーのミニフィールドがある「瑞穂の里・さらびき」で味わいたいのは、瑞穂産のそば粉を使用した「瑞穂そば」。特に「瑞穂十割そば」は、ここでしか食べられない一品です。おみやげの1番人気は地元産の黒大豆とクリを使った「黒豆栗蒸ようかん」。甘さは控えめで、クリがごろっと入っています。ほかにも、京都縦貫自動車道と一般道のどちらからもアクセスできる「京丹波 味夢の里」、地元の新鮮な野菜が並ぶ「和(なごみ)」、朝市が開かれる「丹波マーケス」と、特色のある道の駅がそろいます。
- 自然を満喫できるアクティビティ
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和知地区の中央を流れる由良川では、カヌー体験が可能です。流れの緩やかな場所で行うため、初心者でも気軽に挑戦できるのが魅力。最大15人で泊まれるクラブハウスも整備されています。約900種の植物を栽培している自然公園「わち山野草の森」には、レンタサイクルを用意。快適な電動アシスト自転車に乗って、のどかな田園風景を眺めながらサイクリングを。2本のポールを使って歩く、ノルディックウォーキングも推進している同地区。関連イベントも開いています。